3.11の発災直後から、今回のDECOの医療面を監修して下さっている増山茂先生が理事の日本登山医学会の方々と連携して、岩手・宮城・福島の沿岸部へ医療支援、物資支援活動を行い、石巻市北上町十三浜の大指地区への長期支援を行ってきました。http://www.yamane-office.co.jp/oozashi.html また、発災直後から政府与党と医療関連団体で構成された被災者健康対策チーム(座長:足立信也参議院議員、現在の被災者健康支援連絡協議会の母体)の事務局に志願して入り、被災地と官邸を繋ぐ健康情報の収集・分析の仕事をしました。 2012年から被災地支援活動を通じて日本の未来に向けた政策提言や人材教育を実施するための母体として一般社団法人フューチャー・ラボを立ち上げました。 http://futurelab.or.jp/ 2014年1月からアメリカのIntel Foundationの支援を受け、3.11被災の経験を未来世代へ継承していくための問題解決型研究プロジェクト「ポスト3.11時代のコミュニティと災害コミュニケーション」を実施中です。今回のDECO浦安キャンプの取り組みも、Intel Foundationの助成金の一部を活用して実施させていただいています。 今年1月下旬に増山先生のご仲介で松崎・浦安市長にお会いして防災研修のご提案をさせていただいたところ、市長のご英断で市内中学生向けのリーダーシップ塾「立志塾」において今夏に防災キャンプを共催させていただくことが決まりました。同市の教育委員会や危機管理監を始めとする防災課の皆様に多大なるご尽力をいただき、また我々NPOサイドの参加メンバーの強力なコラボレーションもあって、この度、短期日でDECO浦安キャンプの実施に漕ぎ着けることができました。関係者の皆様に心より感謝申し上げると共に、今後のDECOの横展開に向けた内容充実により一層努めて参りたいと思います。
災害時はもちろん、どんな時にもリーダーに求められるのは与えられた状況下で主体的に判断・行動できる能力です。したがって今回は、一方的に何かをティーチング(teaching)するのではなく、参加する生徒たちが災害時であっても主体的に考え、行動できるような積極的姿勢を引き出すコーチング(coaching)を行いたいと考えています。初日のプログラム冒頭と2日目の振り返りはもちろん、休憩時間も含めて、子どもたちに気づきを促す質問を投げかけてみたいと思います。
災害時に機能するリーダーシップは平時にも機能しますが、必ずしもその逆が成り立つとは限りません。つまり非常時に主体的に判断して動けることこそ、求められる真のリーダー像といえます。そうした危機にも対応できるリーダーとは何かについて、コーチングを通じて呼び掛けたいと思います。
以下の6項目が今回のDECO浦安キャンプが目指す目的になりますが、このどれもがどの地域のリーダーにも求められるスキルであるといえると思います。この目的達成に向け、楽しく、しかし真剣に2日間取り組んでもらいたいと思います。 ・地域の想定される震災の規模・内容を知る ・サバイバルスキルを学ぶ ・基礎的なファーストエイドや医療サポーターとしてのスキルを学ぶ ・地域コミュニティを知る ・災害時のリーダーシップやチーム構築について学ぶ ・IC T スキルを高める
今回のDECO浦安キャンプの特色は、浦安市の教育と防災の専門家はもちろん、NPOサイドに登山医や山岳ガイドの専門家、防災の専門家、デジタルマップを使った教育・研究の専門家、ITの専門家など、様々な分野の第一線の専門家が集まって研修プログラムを開発したことです。 メンバーが開発したiPadの災害対応訓練アプリや、協力団体が開発したばかりのペットボトル型バッテリーなど、今回のDECOのために初めて使われる学習ツールも沢山あります。 SNSでの発信も行いますので、当日参加するメンバーだけでなく、できるだけ多くの皆様に関心をもっていただき、今後のDECOのさらなる進化を共に進めていく仲間となっていただきたく思います。DECO浦安キャンプ、どうぞご期待下さい!
3.11の発災直後から、今回のDECOの医療面を監修して下さっている増山茂先生が理事の日本登山医学会の方々と連携して、岩手・宮城・福島の沿岸部へ医療支援、物資支援活動を行い、石巻市北上町十三浜の大指地区への長期支援を行ってきました。http://www.yamane-office.co.jp/oozashi.html また、発災直後から政府与党と医療関連団体で構成された被災者健康対策チーム(座長:足立信也参議院議員、現在の被災者健康支援連絡協議会の母体)の事務局に志願して入り、被災地と官邸を繋ぐ健康情報の収集・分析の仕事をしました。
2012年から被災地支援活動を通じて日本の未来に向けた政策提言や人材教育を実施するための母体として一般社団法人フューチャー・ラボを立ち上げました。 http://futurelab.or.jp/
2014年1月からアメリカのIntel Foundationの支援を受け、3.11被災の経験を未来世代へ継承していくための問題解決型研究プロジェクト「ポスト3.11時代のコミュニティと災害コミュニケーション」を実施中です。今回のDECO浦安キャンプの取り組みも、Intel Foundationの助成金の一部を活用して実施させていただいています。
今年1月下旬に増山先生のご仲介で松崎・浦安市長にお会いして防災研修のご提案をさせていただいたところ、市長のご英断で市内中学生向けのリーダーシップ塾「立志塾」において今夏に防災キャンプを共催させていただくことが決まりました。
同市の教育委員会や危機管理監を始めとする防災課の皆様に多大なるご尽力をいただき、また我々NPOサイドの参加メンバーの強力なコラボレーションもあって、この度、短期日でDECO浦安キャンプの実施に漕ぎ着けることができました。関係者の皆様に心より感謝申し上げると共に、今後のDECOの横展開に向けた内容充実により一層努めて参りたいと思います。
災害時はもちろん、どんな時にもリーダーに求められるのは与えられた状況下で主体的に判断・行動できる能力です。したがって今回は、一方的に何かをティーチング(teaching)するのではなく、参加する生徒たちが災害時であっても主体的に考え、行動できるような積極的姿勢を引き出すコーチング(coaching)を行いたいと考えています。初日のプログラム冒頭と2日目の振り返りはもちろん、休憩時間も含めて、子どもたちに気づきを促す質問を投げかけてみたいと思います。
災害時に機能するリーダーシップは平時にも機能しますが、必ずしもその逆が成り立つとは限りません。つまり非常時に主体的に判断して動けることこそ、求められる真のリーダー像といえます。そうした危機にも対応できるリーダーとは何かについて、コーチングを通じて呼び掛けたいと思います。
以下の6項目が今回のDECO浦安キャンプが目指す目的になりますが、このどれもがどの地域のリーダーにも求められるスキルであるといえると思います。この目的達成に向け、楽しく、しかし真剣に2日間取り組んでもらいたいと思います。
・地域の想定される震災の規模・内容を知る
・サバイバルスキルを学ぶ
・基礎的なファーストエイドや医療サポーターとしてのスキルを学ぶ
・地域コミュニティを知る
・災害時のリーダーシップやチーム構築について学ぶ
・IC T スキルを高める
今回のDECO浦安キャンプの特色は、浦安市の教育と防災の専門家はもちろん、NPOサイドに登山医や山岳ガイドの専門家、防災の専門家、デジタルマップを使った教育・研究の専門家、ITの専門家など、様々な分野の第一線の専門家が集まって研修プログラムを開発したことです。
メンバーが開発したiPadの災害対応訓練アプリや、協力団体が開発したばかりのペットボトル型バッテリーなど、今回のDECOのために初めて使われる学習ツールも沢山あります。
SNSでの発信も行いますので、当日参加するメンバーだけでなく、できるだけ多くの皆様に関心をもっていただき、今後のDECOのさらなる進化を共に進めていく仲間となっていただきたく思います。DECO浦安キャンプ、どうぞご期待下さい!